2010年06月15日

唄って覚えるギター・フレーズ

先日、耳コピと指板の音を覚える内容の記事を書き、その中で、弾く前に歌うことはアドリブに応用できると書きましたが、実は良い本があります。
ギタリスト養成講座と同じ人(団体?)が書いている本です。

この著者の出す本は本当にストイックです。
ギターのレッスンで実際にやるような内容を教則本でやってしまおうというコンセプトは、とても好感がもてます。

基本的な内容は上記の記事に書いてある手順を行うタメの要素が詰まっている本と思って頂いて大丈夫です。

記事を読んでいない人がほとんどだと思うので、その手順について、もう一度書いておきます。
読んだ方はここからちょっと下まで飛ばしてくださいw

ギターを練習する上で指板上の音を覚えるということは2つの利点を生みます。

  1. 耳コピのスピードが格段に上がる
  2. アドリブができるようになる

耳で聞いた音を頭の中で覚えた後、もし指板上の音が頭に入っていなければ、その覚えた音を探す作業に入らなければなりません。このことから、覚えていた場合耳コピが早くなるという意見は割と受け入れていただけると思います。(更に耳コピのスピードを上げようと思った場合はフレーズのストックを増やしていくしかないと思います)

アドリブができるようになる。というのは少し言いすぎかも知れませんが、要はアドリブ中に頭でなった音を指板上で表現するために、指板上の音を覚えておくというのは必要不可欠だということです。

そして、指板上の音を覚えたり、フレーズを覚えたりするには弾く前に歌うという練習が一番良いと私は考えています。
弾いた後というのは、かってに音が鳴ってくれているので、弾いているだけでも、指板上の音を覚えていける気がしますが、私の場合は全くといっていいほど身につきませんでした。。私自身、身に付いてきたなと感じたのは、この練習をしてからでした。

要は、歌う→弾くの手順での練習が重要ということです。
この練習法は何も、私が提唱した方法ではなく、ギターレッスンで一般的に行われている手法であり、もっと言えば、楽器のレッスンなどでは当たり前のように行われている練習です。

ソルフェージュだったかな?ピアノでもこの練習はあります。
(ソルフェージュは歌ったあと弾いたりはしなかったかな?)

 

やっと本の内容です。

この本は、この 歌う→弾く という練習を補助する本で、歌うための基礎フレーズとその基礎フレーズを使って実際にアドリブなどのフレーズにしていくための実践フレーズが載っています。

特筆すべきは、

”歌う”練習を付属CDでカラオケでできるという点。歌いやすいように、音符を”ドレミ”とカタカナ表記で載せてくれていること。フレーズがコードに乗っかるイメージがとてもつかみやすいと思います。

たったコレだけの特徴なんですが、かなり大きな意味があると思います。

できれば、どのスケールを使っているかを意識すると、アドリブなどでフレーズをそのまま使うことができます。

と、

ここまでカタい文章を連ねてきたんですがw
正直、上記のことは、どうせ買うなら教則本をトコトン使いたいという方へ向けた内容です。
何事もそうですが、中途半端に使うのだけでは真の効用というのは現れません。トコトン使い込めば、上記のスキルが身に付くと私は考えています。

しかし、実際そこまで使い込む自信が無いのが普通ですw
そんな人のタメに中途半端に使った場合の効用も書いておきますw

この本ですが、確実に他の本よりフレーズは覚えやすい!
歌うのですから当然ですw

教則本のフレーズを覚えるのに何の意味があるの?と思う方もいらっしゃると思います。しかし、最近の音楽では特に顕著ですが、結構、流用されていますw

私が最初に驚いたのは、クラプトンの曲をコピーした後J-POPの曲のソロをコピーするのが格段に楽になったということ。
少し改変したフレーズがJ-POPやアメリカンPOPsには大量に存在します。

もちろん、教則本にはこういった典型的なフレーズが載っているわけでw それを覚えておくと、曲を聴きながら指の動きが想像できたりしますw

また、フレーズのスケールさえ把握しておけば、指板の音を覚えてなくてもアドリブでそのフレーズをそのまま利用することは可能ですw
カラオケCDで歌っておけば、多分アドリブ時に覚えたフレーズが出てくるはずです。

この本は中途半端に使ったとしても、フレーズを蓄えるのにとても役立つ本です。お勧めですよw

(草はやし過ぎですね。。気をつけます。)

 

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2010年06月01日

萌えるギター教室

はじめに

この教本を紹介するのは2回目です。
前回、紹介した時は、あまりの表紙の奇抜さに、この本の特異性を際立たせる内容(つまりイラスト面)についての記事にしてしまいました。。

正直、イラストにばかり目がいってしまって、キチンと評価できずに、この本の良い面というのを見抜けていなかったと思います。反省しております。
この本の内容、使い方を改めてキチンとレビューしてみようと思います。

選曲がこの本の最大の武器!

さて、改めて隅々を見渡すと見えてくる事実。それは最後の部分に載っている課題曲(アニソン)の難易度設定の良さ。

前回のレビューの時は、弾きもしないで、難易度が高いなどと、無責任な記事を書いてしまいましたが、実際にキチンと検証してみると・・・・

非常に理にかなった選曲でした。

前回、私が難しいだろうと判断した理由は、

「God Knows・・・」
「Only my railgun」

この2曲の難易度を見て判断してしまいました。

その後、「Don't say lazy」のお手軽さに気づき訂正はしたものの、最初に書いた記事の印象が強い記事になってしまいました。

何度もいいますが、この本の選曲は、かなり良いです。

今までの一般的な初心者用の教本。「3日でマスター」だとか、「1週間で〜」とかいう教本の最後に載っている曲というのは、基本的に難易度が高い傾向があります。3日でB'zが弾けりゃ苦労しませんよw

この本に載っている「Don't say lazy」という曲は、正直1ヶ月で弾けるレベルだと思います。

更に、その他の収録曲も徐々に難しくなっていくものの、段階を踏んで難しくなるように、配慮されているように感じます。

その上で、最終的に上記の難易度の高い2曲。

これを弾けるようになるのが、この教本の最終目標!ということになります。

まぁ、それでもやはり、この2曲が弾けるようになるには、1年近くかかるんではないでしょうか?
あまり、簡単に弾けてしまうと教則本を買う意味がないんですがw

私が知る限り、曲を徐々に難しくしていく形式で集めたスコアというものはないように感じます。そういう意味では、この教本。真の意味で実践的といえるのではないでしょうか?

 

アニソンについて

ここで、少しアニソンについてのお話をしておきたいです。

アニソンというのは、他の曲に比べてバカにされやすいジャンルだと思いますが・・・

他のジャンルに比べて、音楽として劣っているということはないです!

アニソン制作を行っている作曲者というのは、専門的に音楽を学んできた方がほとんどです。アニソンがアマチュアのバンドなどを採用することはほとんどないでしょう。

特にこの本で紹介されている曲の作曲者などは、既に評価されている作曲者の方の曲も含まれています。
(菅野さん、西川さんなど)
正直、音楽としてのレベルは標準より上であると思います。
POPさなんて、アニソンの右にでるジャンルはないんじゃないでしょうか?

とまぁ、ここまで私がアニソンを評価するのには理由があってですね。。

私自身、アニソンを弾いていたことがあります。
その中で学んだこと、というのも実は大きいんですよw

私が初めてバンドで合わせた曲が、実はアニソンです。
この本には収録されていませんが、
Hi-STANDARDの「My First kiss」
ようは、「はじめてのチュー」ですねw
楽しかったww

この本に収録されているものに近い曲としては、「タッチ」のアレンジを弾いたこともあります。「アニメどパンク甲子園」とかいう名前のCDの中の1曲だったと思います。

エレキを始めた当初はパンク小僧でしたw

正直、弾いてて楽しいんですよw
そして、この「弾いてて楽しい」というのが重要です。これはギターを好きになる原動力になりますからね。

おわりに

この本は、超実践主義の良本です。
「ギターを教えろ?甘えるな!曲から学べ!」
という声が聞こえてくるような気がします。
しかし、人を選びます。

アニソン好きにのみ、効果を発揮する良本です。

アニソン好きの方は、辛い思いをすることもあるでしょう。
しかし、こういう超実践的(曲を弾き倒す)教則本も用意されたことですし、周りよりも少し頑張って、周りよりも少し速く成長して文句を言われない準備をしてもいいんではないでしょうか?

ちなみに、私はアニメもアニソンも好きですよw
(ダメな大人だ・・・・orz)


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2010年05月02日

個性派のためのギターと同時に購入する最初の教則本!

多くの方に選ばれている教則本というものは、やはり良本であることがほとんどなんですが・・・・


「みんなと同じ教則本は嫌だ!!!」

という方もいらっしゃると思います。

事実、私もその一人です。
しかし、この考えは茨の道です。。

人の何倍も努力しなければなりません。
その覚悟があるのであれば、最初の一冊にこの教則本をお勧めします。




現在のトップギタリストの中でも個性派という称号がとてもよく似合う西川進さんの教則本です。

ギターを弾き始めたときに練習したことというのは、将来必ず自分の個性につながります。

DVDではないので奏法的な観点では正直言って、変なクセが着くリスクが多いにあります。しかし、この本で養った感性を武器に突き進むというのも、ギタリストとして一興じゃないでしょうか?

良く言うと、「カリスマギタリスト入門!」
悪く言うと、「邪道入門!」です。

そういった本なので注意点としては・・・

周りのギタリストが羨ましく見えてきたら、すぐに普通の教則本に乗り換えること!!

この作者は天才の部類に入ると思います。
更にいうと、ギタリストでありながら、非常にアーティストに近い方です。もしこの教本が理解できなくても恥じる必要はありません。
合っていないだけです。

乗り換えることを恥ずかしがって、まったく成長しなくなってしまうとギターが嫌いになってしまいます。

ギタリストに必要な才能はギターを好きでいること。

これに尽きます。

しかし、もし初心者の方がこの教則本で感性に目覚めたら・・・・
かなりの武器になると思いますよ。

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